仕事がめんどくさい!をやわらげる5つの方法
生きるうえでやらなければならないこと、それは仕事です。
働きたくないと思っても働かなければお金を得ることは出来ません。
お金がなければ衣食住もままなりません。
それは分かっているけれど、毎日早起きをして満員電車に揺られて一日の大半を会社で過ごすのは、正直めんどくさいですよね。
この記事では何故仕事をめんどくさいと思ってしまうのか、めんどくさいと思った時にどう対処すればいいのかについてお話します。
仕事がめんどくさい!5つの理由
仕事量に対して給料が安い
毎日毎日これだけ仕事をこなしているのに給料が上がらない、ボーナスが出ても雀の涙…となるとやる気も出なくなってしまいます。
「お金のために働くのではない、自分の成長のために働くのだ」という声が聞こえてきそうですが、やはり生きるうえでお金は欠かせません。
近年は税金や物価の上昇もあり、収入があっても引かれる金額が多く、自由にお金を使える範囲が狭まっています。
そのため、「生きづらい」と思う人が増えているのです。
職場の人間関係
どんな職場でも人間関係は付き物です。
うるさい上司や、おしゃべり好きの社員、張り合ってくる同期など、めんどくさいな…と思いつつも付き合うことを余儀なくされます。
仕事内容は好きだけど人間関係が嫌だという方も多いでしょう。
そんな環境で何年も働かなければならないのですから、メンタルに影響が出てもおかしくはありません。
逆に、仕事は多少辛くても、職場環境が良好であれば何とかやっていけるものです。
通勤時間が長い
雨の日も風の日も台風の日も雪の日も、通勤しなければならない時があります。
家のドアを開けた先に見える土砂降りに、電車が止まってくれたらいいのに…と何度願ったか分かりません。
ただでさえ面倒な通勤。
長くなればなるほどめんどくささは高まります。
満員電車であれば不快指数MAXもあわさって急上昇です。
この通勤時間がなければ、朝の大切なひと時をより有意義に使えるはずです。
休みが少ない
週休2日の会社であっても、業務が滞っていたり急なトラブルで休日出社を強制される時もあります。
せっかく身体を休められるはずの休日が台無しになる、これはめんどくさい以外の何物でもありません。
家族で出かけたり、友人と飲みに行ったり、趣味に費やしたりと、羽を伸ばせる時間はこのストレス社会において最も重要です。
仕事がめんどくさい!をやわらげる5つの方法
生活習慣を改善する
残業で帰宅時間が遅くなるとコンビニ弁当で済ませてしまったり、朝は準備でバタバタして朝食を摂らなかったりと、不規則な生活を送りがちな人は多いでしょう。
生活習慣の乱れは心の乱れに繋がります。
出来るだけバランスの良い食事をするようにしましょう。
今は炊飯器や電子レンジを使って作る、時短かつ栄養豊富な料理のレシピがたくさんあります。
レシピサイトなどを探して簡単に出来そうなものから挑戦してみましょう。
また、お風呂上りに筋トレやストレッチをするのも効果的です。
筋肉がほぐれて肩こりや腰痛を和らげることが出来ます。
筋肉をつけて疲れにくい身体を作ることで、徐々に身体的にも精神的にも安定してきます。
オンとオフを分ける
仕事での失敗を家でも引きずってしまったことは誰にでもあるでしょう。
しかしそれでは仕事とプライベートの境目がなくなり、せっかく寛げるはずの時間まで仕事のストレスが侵食してしまいます。
オンオフをしっかりと切り分けることで、仕事とプライベートそれぞれに集中して取り組めるようになり、日々の充実度が増していきます。
おすすめの方法は、出勤する際に頭の中で「仕事モード!」、退勤する際には「仕事モード、オフ!」と叫ぶことです。
最初はなかなか難しいかもしれませんが、習慣化すればスイッチを切り替えるように自然に出来るようになります。
目標を設定する
仕事でもプライベートでも構いません。
自分なりの目標を設定してみましょう。
やるべきことが明確になり、モチベーションの向上に繋がります。
仕事であれば、「このチームで頼られる存在になる」など将来的に自分がなりたいポジションを思い描くと良いです。
今ある業務を丁寧にこなしていく、毎日一人は自分から話しかけてみる、といった風に日々の小さな目標が湧いてくるはずです。
プライベートであれば、「〇〇へ旅行に行く」「ずっと欲しかった○○を買う」というように、行きたい場所、欲しい物などを設定します。
例え仕事自体はめんどくさくても、その先にご褒美が待っていると思えば普段よりはやる気が出てくるでしょう。
貯金をしたり旅行の計画を立てたりと新たな楽しみも生まれてきます。
めんどくさい仕事を先にやる
めんどくさい仕事というものは、後に回せば回すほどよりめんどくさくなります。
可能であれば午前中に真っ先に終わらせてしまいましょう。
手を付けるまで時間はかかるかもしれませんが、いったんやり始めてしまえば意外に進められるものです。
そうすれば午後には気が楽になり、他の仕事に対するやる気にも繋がります。
一日をより充実して過ごせるでしょう。
空白の時間を作る
現代を生きる人間は常に何かをしたり考えたりと、時間を余すことなく使っています。
休憩出来ていると思うかもしれませんが、スマホを触っているだけで様々な情報が目に飛び込んできて、頭の中で処理されていきます。
気付かぬ間に少しずつ疲労しているのです。
そのため、一切何も考えない時間を作ることが大切です。
「マインドフルネス」という言葉を知っていますか?
近年話題になってテレビでも取り上げられている、精神や思考の状態を整える方法の一つです。
やり方は簡単。
姿勢を正して、自分のしている呼吸だけに意識を向ければ良いのです。
最初は雑念が次から次へと現れてくるかもしれませんが、呼吸に集中し続けることで頭が空っぽの状態になり、気分が落ち着いていくのを感じ取れます。
仕事がめんどくさい!辞めるべき3つのサイン
仕事に行きたくないと思う日が続く
仕事に行きたくない、めんどくさいと思うことは誰にでもあります。
しかし、毎日のようにそれが続くとなると話は変わってきます。
憂鬱感がずっと晴れない、翌日の仕事のことを考えると眠れないなど、精神衛生面や健康面にも影響が出てくる可能性があります。
長期的にマイナスの心情が続くのは心が疲れ切っている証拠です。
休みを取るか、転職を考えるのも良いでしょう。
身体に拒絶反応が出る
朝目が覚めても身体を起こせない、通勤電車に乗れない、会社から帰宅すると涙が出てくる、などの症状は、仕事に対しての明確な拒絶反応です。
心身ともに擦り切れている状態と言えます。
このまま放置すると心療内科などを受診する必要が出てくるので、一刻も早く環境から遠ざかるようにしましょう。
あなたの人生は一度きりです。
無理して続けたところで誰も責任を取ってくれません。
今の仕事や環境が向いてなくても、必ず他に自分に合った場所が見つかるものです。
自分を守るためにも動きましょう。
仕事の成果を正当に評価してもらえない
どれだけ目標を設定してモチベーションを高め、成果を上げたとしても、相応の評価をしてもらえなければ持続出来ません。
やりたいと思って就いた職業であってもめんどくささが上回り、嫌になってしまいます。
そんな環境で仕事を続けていても先はありません。
正当に評価してもらえる職場を探すことに専念しましょう。
仕事がめんどくさい!を減らして生きよう
今回は仕事を何故めんどくさいと思うのか、そう思った時の対処法、仕事を辞めるべきサインについて追ってきました。
人生の大半を費やすことになる仕事だからこそ、自分のめんどくさい思いが少しでも減らせるような環境で過ごしたいですよね。
この記事を読んだあなたの毎日が良いものになるよう願っています。